白百合分会

私達は「株式会社白百合クリーニング(ラビット21)」で働く労働者によって構成された労働組合です。たくさんの改善要求により、2014年7月に結成しました。組合活動の様子をお伝えするためにこのブログを活用していこうと思います。

オーナー&オーナー店で働く皆さんへ 後編 (追記あり 1/28 21:52)

昨年の取次営業契約不更新問題の続きです。

 組合が持ち帰った会社からの提案は「2016年1月~3月の売上を前年比30%アップすること。達成できなかったら契約不更新を受け入れること。」というものでした。
 皆さん想像してみてください。ただでさえお客様の激減するこの閑散期に30%の売上アップですよ!? 考えられますか?そんなことができるなら誰も苦労はしませんよね。

 向原店の通称「オーナー」は「そんなことは無理。」と思い、組合内で検討した末に「会社の条件は受け入れられないこと、向原店赤字の真偽の検証をしたいこと、店舗の明け渡しを迫られるのであれば向原店に働く他の従業員の雇用について会社が責任を持って対処すること」等を申し入れました。

 その後、すでに予定されていた第19回白百合団体交渉にて、妥協案として「雇用契約の変更」等を組合から提案しましたが、会社は頑として応じず店舗の明け渡しを迫ってきました。契約不更新については異議がありましたが「店舗を不法占拠するつもりか」と迫られたため、異議をとどめてその場で店舗を明け渡し、翌日、会社へ「不同意並びに異議留保通知書」を送付し、今も団体交渉を続けています。

 会社は、組合が何度請求しても工場経費がどのような物なのか未だに詳しい説明はしていません。向原店の経費についても「全店舗の中で最悪の数字だ」と言うだけです。組合が検討に必要だからと求めている資料の提出は今のところほとんどありません。

 取次営業契約を締結している通称オーナーの皆さん!
自分のお店の売上が下がっているのを会社から指摘された事はありますか?どれだけの利益を上げればいいのか、経費はどのくらいかかっているのか、情報を会社からもらっていますか!?

 契約が更新されなかった事について、私達はまだまだ納得していません。
これからも団体交渉を続けていきます。会社のこんな暴挙は許せません!

 

(追記) 今後は、東京都労働委員会に救済申立をして、会社と争う事になります!!